1999年5月

「お母さんが病気で・・・」

なんだかワケがわからないくらい忙しい1ヶ月でした。店の営業成績も、おかげさまで今月は過去最高の数字でした。(と言っても他のクラブさんから比べれば微々たるものでしょうが)、これに加えてモノ書き関係の仕事やら、
以前から計画している新事業も徐々に動き出したりして、どうにもこうにも身動きが出来ない日々が続いています。

こうなってしまうと、SMの周辺で仕事はしていても、自分自身ではぜんぜんプレイする機会がないという、とっても悲しい状況です。いったい私は何のためにSMクラブを始めたのかと自問自答する今日このごろ。それでも好きな仕事で忙しくしていられるだけ幸せなのでしょうが・・・誰かSMに興味のある女性、ぜひご一報下さい。(←って、最初っからこれかい!)


困ったことが起きてしまいました。某アダルト誌が、こちらのチェックを受けずに、このホームページを紹介してしまったのです。ただ紹介してくれただけなら、むしろ宣伝にもなって有り難いくらいなのですが、困ったのは一般誌へは顔出し不可の女の子たちの写真まで掲載されたことです。おかげで「パートナー紹介コース」は閉鎖せざるを得なくなってしまいました。

どこの風俗店でもそうですが、在籍女性は店との合意のもとで、マスコミへの顔出しをどうするか個々に決めています。裸でも顔出しでもOKという子もいれば、どんな媒体でも絶対ダメという子もいて、それによって店との契約条件も変わってくるわけです。私の事務所の場合は、パートナー登録の子はホームページのみ、クラブ在籍の子はホームページとSM専門誌のみというケースがほとんどで、私自身の運営方針もあって、一般誌(特にコンビニで売られる雑誌)には広告も取材記事も行いません。

他の風俗業はどうか分かりませんが、SMクラブの場合はお客様にとっては隠された趣味であり、女の子にとっては隠された仕事です。どちらにとってもプライバシーは厳重に守られるべきものですし、それを大切にしてきたからこそ、信頼を築いていくことができたわけですから、このようなことがあると本当に困惑します。しばらくはこの件で悩むことになるでしょう。


この月、とっても不思議だったのは女の子の募集状況です。
今は某レディコミ誌に継続的に募集広告を出しているのですが、なんだかやたらと応募の電話は鳴るんです。ところが、面接に来てくれるように日時を決めて電話を切ると、そのまま面接には来ないというケースがムチャクチャ多い。どうしてなんでしょうねぇ。募集を出している雑誌が悪いのか、そういう時期なのか・・・ハッ。ひょっとして私の電話応対が怖いのか?(^_^;)

そんな中で、新人さんとして仲間に加わってくれたのが「モカちゃん」。一見ちょっと大人しい感じの派遣OLさんですが、心の中でSMにはずっと興味を持っていたようです。まだプレイに慣れていなくて、ぎこちないながらも一生懸命な姿は、きっとベテランS男性の嗜好をくすぐるはず。細身に形の良いCカップのバストもいいですね。


さてさて、SMクラブをやっていると、いろんな女の子がいるものです。昨年の末頃に面接に来たある女の子の話ですが、入店後しばらくたった頃に相談したいことがあると言うのです。話を聞くと「お母さんが病気で入院してしまって、入院費がない。他に身寄りもないので、なんとか入院費を貸してくれないか」ということでした。さほど大きな金額ではなかったですし、このクラブで仕事をして返すというので、それなら大丈夫だろう、困っているなら助けてやろうと考えて、私個人の貯金から貸すことにしました。

ところが、です。貸した直後から出勤状態がおかしくなりました。何かと理由を付けて休むのです。ついには月に1、2回しか出てこなくなり、出ても用事があるからとすぐに帰ってしまうようになりました。これではマズいので、出勤状態をちゃんとするよう本人と話をし、念のために借用書を書かせたところ、それ以後は全く出勤なし。こちらから電話をしない限り、連絡もありません。仕方がないので辞めて貰うことにしました。

調べたところ、お母さんの病気も、身寄りがないというのも、全部ウソ。それっきり貸したお金も返ってきません。幸い住所が分かっているので内容証明郵便を送っておきましたが、それも梨の礫です。

風俗店での前借り(バンス)は別に珍しい話ではありませんが、SMクラブの経営者から、最初から踏み倒すつもりで金を借りるヤツってのも珍しいと思いますよ。まぁ、貸した私がバカなんでしょうけど。(^_^;) ところで、こういうのってどうしたらいいんでしょうね。ウチの会員さんに法律家っていたかな?


なかなか釣りに行けないので、仕方なくプレステのバス釣りゲーム「バスランディング」と、釣り竿の形をした「つりコン」なるコントローラを買ってしまいました。目下、事務所のなかで暇を見つけて楽しんでいます。TV画面の中のバスに向かって必死でファイトしているオジサンの図って、けっこう笑えるかも知れませんよ。