1998年10月

SMなんてのは?

のっけからこんな話で恐縮ですが、こないだものすごーく頭にくることがありました。初めて当クラブに来たお客様で、私からシステムの説明や女の子の紹介を受けた後、1人の女の子を指名して一緒に事務所を出ていったのですが、ものの10分も
しないうちに電話があり「自分には合わないようだから、やっぱりやめる」と言うのです。でもまぁ、そこまでは良いとしましょう。頭に来たのはその後のセリフです。

「SMなんてのは、トシ喰ってチンチンの立たなくなったシジイが、
女の子いじくって遊ぶもんだろ?」

私の頭の中でプチッと音がしました。幸い電話だから良かったですが、もし目の前にいたら、たぶん殴ってしまったでしょう。私に会ったことのある人ならばご存知だと思いますが、私の性格はいたって温厚です。その私がここまで怒るのですから、それがどれだけ強烈なセリフだったか分かって貰えるでしょう。

SMに対する考え方やプレイの趣味・嗜好は人それぞれですし、個性とも言えるものですから、誰かが否定するようなことではありません。ただし、それは「SMが好きだから」か、あるいは最低でも「ひとつの性的嗜好として認める」という前提があってのことです。私はSMマニアの代表でも何でもありませんが、この人のようにSMに誤解と悪意を持ち、あまつさえ「SMの好きな人」をバカにするかのような発言は許せないのです。早速、会員登録は削除させて頂きましたが、そもそもこの人、何でSMクラブなんかに来たんでしょう。


来るだろうな、と思っていたらやっぱり来ました。現役の看護婦さんです。ホームページを見て応募してくれた彼女は、本人の希望もあり「なおちゃん」という名前になりました。縛られることの好きな、ちょっと面白いキャラクターの子です。なぜかこの世界、看護婦さんを始め、医療関係の女性が多いようです。たいていのSMクラブに1人くらいはいるのではないでしょうか。私が考えるに、相手の身体に対して奉仕をすることに、何らかの特別な感情を持っているか、あるいは逆に何の不自然も感じないからではないかと思うのですが、皆さんはどう思われるでしょうか?

そして、もう一人、10月に入って来た新人さんは「麻耶ちゃん」です。彼女は8月の終わり頃に面接に来たのですが、事情で入店が遅れ、このたび改めての登場となりました。デザイナーを目指して海外留学するため費用を貯めたいとのこと。もちろんM性も十分ですから応援してあげて下さい。


10月中旬にスタートさせた「パートナー紹介コース」が好調です。もともとこのクラブは、これまで長く定期開催してきた「SMねるとんパーティ」が母胎なのですが、参加された方から個人的にパートナーを紹介して欲しいとの要望をたくさん頂いており、こうした要望に対応させて頂くためのコースとして作ったものです。

ところが・・・好調すぎて問題が発生してしまいました。あまりにも多くのデート申込が一度に殺到したため、登録女性のスケジュール調整が追いつかず、セッティングが遅れ遅れになってしまうことです。登録されている女性は、当クラブとは直接つながりのないOLさんが中心のため、空いている時間を押さえるのは結構大変なのです。料金が発生するのはセッティングが完了してからですから、金銭的なご迷惑を掛けることはないのですが、それでも心情的なプレッシャーはかなりのものです。来月(11月)からはレディースコミック等で継続的に募集告知を行い、徐々に登録女性の数を増やしていこうと計画していますので、これから入会・デート申込をしようと考えている方、すみませんがもう暫く余裕を見て頂けると助かります。(^_^;)


最近、ウチの女の子が六本木の某SMホテルに呼ばれてプレイすることが増えたのですが、なぜかみんなグッタリして帰ってきます。女の子に聞くとお客様自体は優しいし、プレイも特別キツいわけではないと言うのですが、どうやらこのホテル、女の子を疲れさせてしまう何かがあるようです。私もプライベートでは何度か使っていますが、あの圧迫感と言うか閉塞感と言うか、そのあたりの感覚なのかも知れません。鶯谷にはSMクラブやSMイメクラがかなり存在するので、それなりに需要はあるとは思うのですが、どこかのホテルでSMルームを作ってくれないものでしょうか。

最後にちょっと宣伝です。香取冴子女王様が週の半分お勤めしているSMパブ「PRIMO」。ここは以前から様々なクラブのSM嬢をはじめ、業界関係者が集まる店として有名でしたが、先日ウチの女の子の誕生パーティをここで開催したところ「すっげー面白かった。料理も絶品」と大好評です。料金もリーズナブルな明朗会計ですから、機会があったらぜひ覗いてみるといいですよ。

●SMパブ「PRIMO」
渋谷区渋谷1-15-16第2ソシアルビルB2
TEL.03?3406?3319
ホームページはこちら

※当時の原文ままに掲載していますが、HPが見つかりませんでした。お店もまだあるのかわかりません。